ポール ルメルル
ビザンツ帝国史
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| 価格 | 商品名 |
| ¥ 999 | ビザンツ帝国史 |
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現時点で入手が容易で、コンパクトなビザンツ帝国通史 |
私は、ビザンツ帝国の歴史の本としては、井上浩一教授の著作が優れており、いわば総論として「生き残った帝国ビザンティン」、各論として「ビゼンツ皇妃列伝」の2冊を高く評価しているのですが、どちらも現時点では入手が容易ではありません。そのため、次善の策として、ビザンツ帝国の通史を手っ取り早く理解したい方には入手が容易な本書を薦めます。本書はビザンツ帝国の歴史の要点を漏れなく、かつ簡潔に記載しており、また井上教授の上記著作から漏れている点もカバーしてくれるので、それなりに重宝です(特に巻末の歴代皇帝一覧表)。ただ、歴史に触れる醍醐味、つまり書物としての躍動感、そして歴史から何を学ぶかという視点については、上記の井上教授のものには及ばないと私は思います。なお、ビザンツ帝国の文化・生活面については「黄金のビザンティン帝国」が図版を多く掲載しており、大変参考になります。
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ごく一般的な「東ローマ帝国史入門」 |
西方のローマ帝国が滅びる前から帝都コーンスタンティーノポリスを首都として事実上の「真のローマ帝国」であった通称・東ローマ帝国の概史です。
読みやすい日本語に翻訳されていますが、固有名詞の表記に些か杜撰な傾向が認められます。
日本人研究者の手になる優れた入門書も幾冊か出版されているので、本書を敢えて新たに書架に加えなければならぬか否かは、読者各自の判断にお任せしますが、ごく手軽に読める簡便さから云って、これから「ビザンツ帝国史 」に関して何か1冊を、と捜していらっしゃる向きにはオススメ出来ます。


